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製品紹介:ピグマリウス「フラッグシップ・シリーズ」

ピグマリウス「フラグシップ・シリーズ」は、これまで40年以上にわたるオールド・イタリアンの名器研究で培ったノウハウをもとに、ヴァイオリンの理想的な響きと弾きやすさを再現したモデルを開発。厳選した材料を使用し、神奈川県小田原市のアルシェ工房にて製作しております。

すべてはプレーヤーのための喜びのために

フラグシップ・シリーズのネーミングに書かれている、「per」(ペル)とは、イタリア語で「~のための」という意味です。
私達アルシェは、プレーヤーにとって信頼できる「パートナー」と呼べる楽器を作る事こそ、使命であり喜びだと考えております。

そうした思いをこめて、製品に「per SOLISTA」(ペル・ソリスタ)、「per ORCHESTRA」(ペル・オルケストラ)と名付けました。

ピグマリウス「ペル・ソリスタ」とは

名器特有のシルバートーン(輝かしく、かつ深みのある音色)を想起させる音質と、コンサートホールのすみずみまで響き渡る、力強い音色をイメージして作りました。

ポイントその1「フィッティングパーツ」
あごあて、テールピース、ペグ、エンドピンの素材は、弓のスティックにも用いられるペルナンブコ材で出来ています。ペルナンブコはブラジル原産の非常に希少な樹木で、振動の伝達速度にすぐれております。これにより明るく、はっきりした発音の音色を実現しています。

ポイントその2「弦」
通常、初期設定で貼ってある弦は定番(ヴァイオリンならドミナントなど)がほとんどです。ピグマリウスは品番ごとの音の違いをよりはっきりと感じてもらえるよう、弦も最初から上位モデルの弦を張っています。
ペル・ソリスタには、THOMASTIK-INFELD社のプレミアム弦VISION SOLO(ヴィジョン・ソロ)を使用。その名の通りソロ演奏にも最適な、つややかで張りのある音色が特長。かつ、押さえやすく弾いた時の発音にも優れています。

ピグマリウス「ペル・オルケストラ」とは

豊かな倍音(一つの音を鳴らしたとき、他の弦が響鳴して深い響きとなる現象)を持ち、伸びやかでアンサンブルに調和する音色をイメージして作りました。

ポイントその1「フィッティングパーツ」
あごあて、テールピース、ペグ、エンドピンの素材は、高級ボックスウッド(和名ツゲ)材で出来ています。ボックスウッドは比較的軽い木材で、柔らかく広がりのある音色を生む効果を持っています。

ポイントその2「弦」
ペル・オルケストラには、THOMASTIK-INFELD社のプレミアム弦PETER INFELD(ペーター・インフェルト)を使用。太く、しっとりとした音色が特長で、オーケストラ合奏に求められる調和感のある重厚な響きを引き出します。

良質な、メイド・イン・ジャパンの弦楽器を届けたい

フラグシップ・シリーズは厳選したヨーロッパ産の木材を用いて、神奈川県小田原市のアルシェ工房にて製作しております。
また、使用するニスも長年の研究で編み出した独自のレシピに基づき、天然素材を自ら調合して製作しております。

丹念に手作業で仕上げていく為、厳密にいえば「一つとして同じものはない」です。しかしそれこそが、イタリアの伝統的なヴァイオリン製作の醍醐味、みなさまに愛着を持っていただける作品になるよう、今日も思いを込めて作っております。